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ネフ社 ラビーリンス(naef Labyrinth) |
昔懐かしい名作ゲームこれぞ究極の完成品 誰でも遊んだことのあるこのゲーム、ゲームとしては「どうってことない」代物である。 しかし、ここまで完成度の高いモノは見たことがない。「だから?どうした?」って言われると困ってしまうのだが、何を隠そう、私がネフを知ったのは、友人の建築設計事務所あった、この「ラピーリンス」がきっかけである。 さて、このゲームは解説するまでもないだろう。今でも、たまに「ふっと、手にとって」遊ぶのだが、真ん中に5つ目の玉が入ると嬉しい。「おおっ、入った。」とか言って人に見せたくなる。この心理は皆同じようであり、私の家には「赤」「黒」の2種類あるが、遊びに来た友人はおもむろに手に取り、やり始める。童心に返る瞬間だ。友人同士で酒を飲むと、競争が始まる。こうなると真剣だ。
さて、この「ラビーリンス」、実は無茶苦茶手間がかかった「つくり」である。よく見ると、木目がキレイに揃っているのが分かる。さらに、円い溝と底板との間に継ぎ目がないことも分かる。そう、ラビーリンスは1枚の楓の無垢板で出来ているのである。普通なら、貼りモノで作るところだが、「よくも、まぁ。」と感心してしまう。 こうなると、「子どものおもちゃ」というより工芸品である。また、造形的にも、円と円の間隔が等しく、その幅のバランスも深さも見事なくらい絶妙で、この昔からあるおもちゃにここまでの手間をかけていることが「笑える」やら「呆れる」やら。でも、日常的に木材を扱っている私にとっては、「尊敬」に値することである。 ラビーリンスの作者はハンス・ニファイアー(Hans Nyfeler)氏とクルト・ネフ氏。1972年に2人の共同作業によって誕生している。その後、1986年に廃盤になるが復活を要望する多くの声により、ついに復刻。すばらしい完成度である。 我が家では、孫の代まで残したい逸品である。 |
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